七尾市で公費解体を申請するためには戸籍謄本集めが必要です。この戸籍謄本集めが非常に大変な作業です。相続人が多数の場合、特に大変な作業となります。そこで今回は戸籍謄本集めについて解説します。ご自身で集めるか士業に依頼するか、まずはこの記事をご覧になってご検討いただければ幸いです。
戸籍の種類
戸籍には戸籍謄本(全部事項証明書)、改正原戸籍、除籍謄本があります。戸籍は更新されていくため、一番新しい戸籍が戸籍謄本(全部事項証明書)です。法令により戸籍は改製され、新しくなりましたが、改製原戸籍とは、改製の元になった原戸籍のことです。改製原戸籍も改製されるまでは、現在戸籍であったということになります。除籍謄本は、「その中に記載されている人が、全員いなくなってしまった戸籍」を指します。
公費解体に必要な戸籍とは
七尾市の公費解体に必要な戸籍は戸籍謄本、改正原戸籍、除籍謄本が必要です。全ての方が必要になるわけではございませんが、相続人が存在する場合は大体必要になります。その一つでも欠けていれば窓口でかけている戸籍を取得するよう指示されます。必要な戸籍が欠けた状態で公費解体の申請はできません。
戸籍謄本集めが大変な理由
直系尊属の戸籍謄本は取得できますが、傍系は取得できません。なのでご兄弟の戸籍謄本が必要な場合はご兄弟等に依頼する必要があります。ご兄弟にご依頼し取得いただいて、七尾市の公費解体申請で必要な戸籍が全て揃っていれば問題ありませんが、不足している場合はまたご依頼する必要があります。全て揃うまでその作業を繰り返す必要があるため、精神的肉体的に大変だと思います
士業に依頼する場合
士業に依頼する場合は精神的肉体的の負担は軽減されます。士業は職務上請求書を使用し戸籍謄本を収集するのでご兄弟に依頼する必要がないためです。しかし士業に依頼するにはどうしても費用が掛かってしまいます。おそらく必要経費と報酬の費用がかかるでしょう。それでも公費解体の申請に必要な戸籍謄本集めお早めにされた方が良いでしょう。それは戸籍謄本集めは半年かかることもザラだからです。どうしても郵送申請になるので時間がかかってしまいます。まずは士業に相談することをお勧めします。